煮物上手に~ ①
ホームページ内、「愛和病院スタッフブログ」にて 病院のおしらせや、 料理の紹介・レシピを公開しています。 また、新宮「母と子・ライフサポート館」の情報も、ご覧ください。
日曜日にはあちこちの学校で運動会が行われていますね。
みなさま、おつかれさまですっ!
天気と、お弁当の中身が気になるのではないでしょうか?
子供達だけでなく、、
おじいちゃん、おばあちゃんまで満足するお弁当を作るのは・・大変ですね。。
子供以上に、がんばってください!(私にはこれしか言えませんが・・)
先日、あるママさんから質問をいただきました。
「煮物」を上手に作るには、どうしたらいいの? とのことでした。
そこで、今回から数回に分けて「煮物」について解説していきたいと思います。
① 「お鍋の大きさ」
煮物にもいろいろな種類がありますね。
筑前煮、ひじきの煮物、肉じゃが、おでん、魚の煮付け、豚の角煮、、、
それぞれの調理方法や味付けは「検索」すればすぐにわかります。しかし・・・
「作り方」どおりに材料・分量をはかって、
書いてある火加減、時間をまもって作ったのに・・・
何か、、思っていたのと違う~!? ありますよね。。。
今回はあまり触れられていない、「鍋」についてお話します。
例えば、材料を「4人分」で書かれていた場合、
8人分作りたいなら、2倍の大きさの鍋を使いますか?
2人分なら、、1/2の大きさの鍋で・・?
そもそも、4人分を作るための鍋の大きさって書かれてないーー!!
材料や調味料は簡単に倍や半分にできても、鍋の大きさは簡単じゃないですよね。
それぞれの料理にあった鍋の大きさって、あるんです。
鍋の中で材料が重ならない煮物(魚の煮付け、かぼちゃの煮物)、
重なるけど煮汁が少ない煮物(筑前煮、ひじきの煮物、にくじゃが)、
煮汁が多くコトコト煮る物(おでん、ポトフ)、、、など
味はいいのに、固かったり、味が染みていなかったりするとき、
鍋の大きさが関係している場合があります。
煮汁は単に倍(半分)にせずに、鍋の大きさと材料の厚さなどにあわせて
同割合でその料理に必要な量を準備します。
煮物をはじめる時の煮汁の量(かぶり方)と、
仕上げるときの煮汁の量(煮切り方)は重要です。
それについては、、、、また次の回にでも・・・おたのしみに~