煮物上手に~ ②
ホームページ内、「愛和病院スタッフブログ」にて 病院のおしらせや、 料理の紹介・レシピを公開しています。 また、新宮「母と子・ライフサポート館」の情報も、ご覧ください。
第1回では、煮物を料理するときの鍋の大きさについて考えました。
例えば、「冷凍のぎょうざ」を調理するとき、
パッケージどうりに、火加減、水の量、時間、を守っても・・
うまくいかないことってあります。。なぜでしょう???
その1つが「鍋の大きさ」かもしれません。
その料理にピッタリの鍋があるとは限りませんからね。。
また、中火といっても・・ガスコンロによって若干の違いがありますし、
IHで調理すると、中央部だけ焦げて、まわりには火が通らない、、
ということもあります。。。
ということは、、、
「結局、、料理って、、自己判断なのね、、、??」
ごめんなさい、、そのとおりです。。
しかし、、、気を落とさずに、、、、、、大丈夫!
みなさんのために、このブログでしっかりレクチャーして参りますっ!
どうぞご期待ください。。
ということで、第②回は 「2種類の煮物」です。
煮物には大別すると2種類あります。 その特徴は、、、
A 煮汁を煮きってしまうもの(煮しめ、煮付け、炒り煮など)
煮魚、肉じゃが、筑前煮、きんぴらごぼう、さといも煮、しいたけ煮・・
煮汁がなくなるまで煮て、さとうやみりんの照りがでる。
焦げないように、材料や煮汁を鍋の中で動かす必要がある。
落し蓋は、少ない煮汁を材料全体にまわす目的で使用する。
B 煮汁につかったまま完成するもの(煮浸し、煮込み、鍋料理など)
おでん、ロールキャベツ、ほうれん草の煮浸し、高野豆腐煮、鍋・・・
煮汁の味を材料にしっかり浸透させる。時間がかかる。
材料から味が染み出し、煮汁自体がおいしくなる。
落し蓋は、煮汁が必要以上に蒸発するのを防ぐ効果がある。
いかがでしょうか? なんとなく、、ご理解いただけましたでしょうか?
料理を想像してみると、わかりやすいと思います。
煮物の目的は、、「材料をやわらかくして、味をふくませる」ことなのですが、
鍋の中では、AかB、このどちらかを選択しなければなりません。
まずその料理の完成形を考えて、どちらの方法で料理するかを判断してください。
、、、、いえ、簡単ですっ。
盛り付けるとき、煮汁をどのくらい入れるかを想像するとわかりやすいですよ。
画像を検索してみてもいいでしょう。。。
少なければA、多ければB、、という具合です。。。
残念ながら今回はここまで。
次回はこの2種類を詳しく解説しますよ~